しつけについて

ワクチン接種について

  • カテゴリー: 健康保持と管理

ワクチン接種の回数とタイミング

ワクチンの回数は、病院によって2回のところと、3回のところがありますので、これについて説明します。
子犬はワクチンで予防する病気の免疫を母親から受け継いで生まれてくるのですが、免疫は徐々に消えていきます。
免疫の消え方ですが、その病気免疫の種類によって、子犬の体内から消えていく日数が異なり、生後60日までに消えるものから90日までに消えるものまで種類があります。
免疫が残っている時点でワクチンを接種しても、まったく効果がありません。
それで60日までに消えたものを補完するために60日で接種し、さら90日までに消えた分を90日過ぎてから接種するのです。
もちろん2回ともに同じワクチンを接種するので、交互にほぼ半分は無駄になっています。
ですから子犬のワクチンは2回接種すればよいのです。
90日過ぎてから初めてワクチンを接種した。という場合は、すべての免疫が消えたところにワクチンを接種したということで、1回の接種で必要なすべての免疫を得たことになり、2回接種する必要はありません。
外でほかの犬と接触するには、ワクチン接種の後10日以上過ぎてからにしてください。
まれにですがワクチンを接種するとワクチンに入っていた病気が発症したり、発症しなくても便に出て、別の犬に移ることがあります。もしも子犬に移された場合は、発症して死んでしまうこともあります。
ということで接種後10日過ぎるまで外出しないようにしてください。

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